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Koguchi Art Gallery
山田 尚一郎




Koguchi Art Gallery
木口木版画作家
山田 尚一郎

木口木版画(Wood Engraving)とは
木版画というと一般的に日本の浮世絵などの板目木版(水性インク)のイメージです。<木が伸びる方向(縦)に切り出した版木(四角形&合板)を使う>
木口木版は木の幹を真横に輪切りにした丸い版木を使い、木目や木の割れや傷も生かしながら画像を彫り上げていきます。
<彫材は主にツゲ、椿、楓などの目の詰まった堅い版木>
彫る道具は板目木版が彫刻刀を使うのに対し、木口木版はビュランという金属製の細身の道具を使って精密で繊細な表現を目指します。
彫りあがった版木に黒の油性インクをゴムローラーでのせ、雁皮紙という和紙をのせてバレンで1枚づつ手で刷っていきます。基本は白黒ですが、色を使う人もいます。(アクリル絵具や色鉛筆ほか)刷りあがったら乾燥させ、別の洋紙に貼り込んで完成です。
こぐち

木口木版画作家
山田 尚一郎
木口木版の制作1 版木の準備
木口木版の制作2 下絵と転写
木口木版の制作3 彫り
木口彫刻 コンテンツ